2020年1月からバンクーバーでも Uber のようなライドシェアサービスがスタート!それに伴って、ライドシェアサービスやカーシェアサービスなどいろいろ勢力図が変わってきています。
今回は、そういったサービスがカナダのどこで使えるのかまとめて紹介します!
ライドシェアサービス
バンクーバー
Uber VS Lyft VS Kater
ライドシェアサービスが開始したばかりのバンクーバーでは、今のところ Uber が圧勝。
Uber は、バンクーバー周辺の街であるノースバンクーバーやリッチモンド・バーナビーやサレーまでサポートしていて広範囲で利用できます。

対して Lyft はバンクーバーとリッチモンドのみ。Uber ほどサポートエリアが広くないので少し使いづらい現状。
バンクーバーのスタートアップ企業 Kater はまだサービスを開始できていません。バンクーバーでいち早く取り組んでいただけあって残念です。
今のところ ウィスラーやバンクーバーアイランドに渡るフェリーターミナルはエリア外。今後に期待です。
トロント
Uber VS Lyft
トロントエリアでも Uber が範囲が広く使いやすいです。トロント周辺はもちろん、ナイアガラもバッチリ対応。観光でも普段の生活でも使いやいです。


対して Lyft はナイアガラが非対応であったり、トロントエリアにおいても Uber よりも対応エリアが少し狭いです。
その他エリアでは Uber 1強
Lyft は トロントやバンクーバーエリアでしかサービス展開していないのに対して、 Uber は主要都市は基本的に対応しています。
- カルガリー
- モントリオール
- ウィニペグ
などを含む 全19エリアで利用できるので、今のところ Uber さえスマホにインストールしておけばカナダでは十分といえます。
ライドシェアサービスは空港からの利用も可能
ライドシェアサービスは空港からも利用可能なので、旅行の際に便利に使えます。例えばバンクーバー国際空港では、国際線・国内線ともに到着エリアの出口にこのようなサインが置いてあります。乗り場が簡単にわかってとても便利。

カーシェアサービス
タクシーのようなライドシェアサービスに対して、レンタカーのようなカーシェアサービスは苦戦しているようです。世界的にカーシェアサービスを展開している Car2Go は2月をもってサービスを終了します。
ライドシェアサービスに押されて窮地に追い込まれているように見えるカーシェアサービスですが、これはこれで便利なサービス。
各都市で利用可能なカーシェアサービスは下記の通りです。
バンクーバー: Evo Car
ただ乗るだけじゃない!BC州に合わせて作られたカーシェアサービスの Evo Car は状況によってはライドシェアサービスよりも使いやすいサービスです。
BC州といえば海や山などの自然が多いのでウォータースポーツやウィンタースポーツなどアウトドアアクティビティが盛ん。自転車やスキー板を運びやすいように Evo Car は作られています。

Car2Go 撤退に合わせて Evo Car は車両の数を大幅に増やしたので、以前よりも車を見つけやすくなりました。
さらに、バンクーバー市内に限りメーターパーキングでも無料で停車可能となりました。これによりダウンタウン でも簡単に停車できるようになった今、かなり使いやすさが向上しています。
日帰り旅行や複数日に渡って車が必要なときは1日最大 $90 で乗り放題というプランもあります。使い方によってはライドシェアサービスよりも使いやすいですよ。
トロント: enterprise
トロントエリアでは レンタカー屋さんが提供しているカーシェアサービス enterprise car sharing が利用できます。
こちらもアプリから簡単に予約・乗車ができて、エリア内ならどこでも停車できて、普段の生活で使いやすいです。
カープールという選択も
プライベートで乗れるカーシェアサービスやライドシェアサービスとは少し変わって、相乗りを楽しむカープールサービスもカナダ国内で利用できます。
Poparide

カナダのあらゆる地域で提供されているこちらのサービスは、知らない誰かと相乗りして和気藹々と道中を楽しむもの。一つの目的地に向かって知らない誰かと移動するのは、ちょっとしたツアーに参加した気分で楽しいかも。
時間さえ合えば格安で目的地までたどり着けるので、お金を節約したい人にもぴったりです。
