カナダ・アルバータ州の環境大臣が、今話題の環境活動家グレタさんは理解していないと述べ、アルバータ州の政府はグレタさんに対してウェルカムではないことを示し話題になりました。
グレタさんは、10月12日にアルバータに向かうことをツイッターで呟きました。
アルバータ州は石油を採掘している州で、石油は環境を破壊するものの一つであるという考えにより、グレタさんはアルバータ州を向かうことを決めたのかと思います。
これに対してアルバータ州が反応した形。
アルバータ州の環境大臣は、アルバータ州の石油産業は常に環境への配慮を考えており、アルバータ州の石油製品は世界で最も環境にいいものであると自信を持っています。そして、まずそういう研究・開発をしている企業に会い、どういった取り組みを行なっているのかグレタさんには知って欲しい、といっています。
グレタさんは、国連でメッセージを届けましたが、すごく芯のある話をする一方で、環境に配慮している企業や取り組みのことには目を向けていないような、とにかく経済活動を批判しているだけのように聞こえる面もありました。また、解決策ももたずに経済活動を否定しているだけな点も、あまり良くなかったかもしれません。
(あれだけの意見を10代の女の子が国連で伝えられたのはとても凄いことなので、僕は好感を持っていますけどね。)
アルバータ州は、彼女にもっといろんな視点で知識を深めてもらって欲しい、というメッセージが込められているのでしょう。