去年からまだかまだかと待ち望まれていたライドシェアサービスが、2020年に入ってようやくバンクーバーでスタート!

今回は BC州でUber のドライバーになる方法や、 Uber でどれだけ稼げるのかをまとめます。
Uber のドライバーになるとどれだけ稼げるの?
Uber のマージンは 25%
Uber のドライバーに聞いた話によると、売り上げの 25% を Uber に引かれます。残りの 75% がドライバーの稼ぎとなります。
例えば 20ドルのトリップだった場合、 15ドルがドライバーの元に残ります。
チップは全額ドライバーの稼ぎとなる
さらにチップは手数料が引かれることなく全額ドライバーに入ります。

ドライバーは質の高い運転を行い、乗客といいコミュニケーションをとることで高額のチップを受け取れる可能性があります。
Congestion Fee
ライドシェア開始に伴い懸念されているのが渋滞。渋滞への規制として、07:00 – 19:00 間のサービスは、乗り降りの度に 30セントの手数料を州に支払う必要があります。この金額は Uber が売り上げから引くと考えられます。
稼ぎの例
バンクーバー国際空港から バンクーバーダウンタウンまで行く場合、$27.23 の料金を乗客は支払います。(この額は時間帯などにより変わります。)
この額から 60セントを Congestion Fee として支払い、さらに 25% を Uber がマージンとして取ります。つまり 約 $20 をドライバーは受け取ります。
さらに、この額にチップが上乗せされます。チップを 15% もらったとすると $4 が上乗せされるので、合計 $24 ほどの稼ぎとなります。
うまくやればちゃんと稼げそう!
BC州でライドシェアのドライバーになる方法
BC州はタクシー会社を保護するために、ライドシェアのドライバーになるには色々な制限があります。どんな制限があってどうやったらドライバーになれるのかを見ていきましょう。
ドライバーになるための条件
21歳以上であること
Class 4 以上の免許を持っていること
これが一番難関な条件。
日本の免許をカナダの免許に書き変えると、Class 5 (それか Class 7) の免許がもらえます。 Class 5 は残念ながら Class 4 よりもランクの低いです。ライドシェアのドライバーになるには Class 4 の免許を取得しないといけません。
運転歴が3年以上であること
BC州で 3年以上運転していなくても、例えば日本で 3年以上運転していても大丈夫です。
*日本で3年以上運転していたことを証明するために「運転免許経歴証明書」の提示が必要です。
カナダで働けるビザを持っていること
車両の条件
9年以内に製造された車であること
古い車は安全ではないとみなされ、使用できません。
BC州で登録されている車であること
4ドアの車であること
さらに、5シートであることも求められます。小さい車は登録できません。
傷がないなど、いい状態の車であること
車検をパスしていること
カナディアンタイヤなどで車検を受けることができます。Uberが提供している車検が受けられる場所のリストは下記のリンクからどうぞ。
このリストに載っている場所で車検を受ける場合は Uber 割引があり、 $80 + 税 で車検を受けられます。
Uber ステッカーを車に貼ってあること
ドライバーとして認可が下りると、 Uber からステッカーが送られてきます。そのステッカーを、フロントウィンドウとリアウィンドウの2箇所に貼る必要があります。