月に1回は少しリッチに。
キングスウェイとフレイザーストリートの交差点あたりにある三角地帯はおしゃれなお店がたくさんあります。今回はその中の一つ、Osteria Savio Volpeというイタリアンレストランを紹介します。
オステリアってどういう意味?
イタリアではレストランに様々な種類があります。 リストランテ、オステリア、トラットリア。
オステリアとは、カジュアルな雰囲気のレストランで、日本で言うところの居酒屋のようなところ。お酒と簡単な食事を提供する場所のことです
トラットリアは、大衆向けの小さなレストランを表します。日本で言うところのファミリーレストランのようなもの。リストランテは高級レストランと言う意味で、コース料理を出しているところが多いです。
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大きなエントランスとキツネの絵が特徴的な構えです。窓が大きくて開放的な雰囲気。

Savio Volpeはすごく人気なレストランで、3週間前から予約していてもカウンター席しか空いてませんでした。
でも、カウンター席もすごく素敵なんです。写真の右手に見える黒いマシンが置いてありますが、これがハムやプロシュートのスライサー。
カウンターの中にいる店員さんが、スライスしているんですが、カウンターのお客さんに少し試食させてくれたりもします。粋です!
この日はオマカセコースを注文。一人あたり $55.00。料理に加えてワインもオーダー。
サーバーさんがワインに詳しく、こちらの好みを伝えたら、それに合ったワインを選んでくれました。注文する前に試飲もさせてくれて、自分の口に合っているかをちゃんと確認させてくれるので安心。


まずは前菜の刺身のマリネとケールサラダ。2人で行ったのですが、一つのお皿を2人で分けるスタイル。大皿を分けて食べる感じは、日本の居酒屋と似ていますね。


メインはパスタと仔牛のステーキ。
パスタは自家製の生パスタで食感がモッチモチ!
仔牛は調理の仕方が完璧で、すごく柔らかく食べやすかった。

最後はデザートまで。サクサク生地のスイーツ。
このサクサク感はハマります。これだけのために来てもいいと思うぐらい美味しい。
このレストランの魅力は、もちろん料理も美味しいんですが、サーバーさんがフレンドリーなのがすごくいい!
機会があって、店長さんとも話をさせてもらったんですが、従業員のことを大事に思っているような人だなと感じました。
上の立場にいる人が、従業員を思いやることができる職場っていうのは、下の人間もやる気に満ちていて全体的に良い雰囲気が流れていくものなんだな、と感心しました。